セサミンの脂質成分について

最近は中高年の方もメタボリック予防などのために脂肪を気にされている方、多いですよね?
そんな中高年におすすめしたい栄養素と言えば「セサミン」ではないでしょうか?
セサミンと言えばゴマ由来の天然栄養成分ですが、「ゴマって脂質が高いんではないの?」と疑問に思うかもしれません。

確かにゴマはあんなに小さな一粒に対し、脂肪分が半分以上も含まれているため、非常に高カロリーな食材だとされているのです。
ですから、ゴマから必要なセサミン量を摂取しようとした場合、大量の脂肪分を摂取することになるため、かなりカロリーオーバーになると言えるでしょう。
「じゃあゴマから出来ている、セサミンも脂質が高いのでは?」と心配になりますよね。

しかしセサミンだけを凝縮したサプリメントではゴマの余分な脂肪は省かれているため、無駄な脂質はなく、セサミンの有効成分だけを摂取することができるので非常に効果的です。
またゴマそのものに含まれる脂質も決して体に悪い油分ではなく、不飽和脂肪酸と呼ばれる、オレイン酸やリノール酸といった脂質の種類になるため、体には必要な脂質だと言えるのです。
この不飽和脂肪酸というのは、動物由来の飽和脂肪酸に対して、植物由来のものに含まれており、血液をサラサラにしたり動脈硬化を防ぐ働きがある脂質なのです。

セサミンにもこれらの効果があり、脂質を多少含みながらも、ダイエット効果や、コレステロール低下、血圧コントロールなど、脂肪と関係する様々な症状の改善に役だってくれるのです。
これとは逆に、動脈由来のものに含まれる飽和脂肪酸というのは、中性脂肪を増やし、悪玉コレステロールを増やす脂肪となりますから、これらの食材を多く取ることは注意が必要です。
また飽和脂肪酸のものを沢山摂取してしまったかな?という時には、セサミンのように不飽和脂肪酸を含んでいる食品を積極的に摂取することが大切です。
ゴマやセサミンに含まれる脂質は体に必要な脂質ですから、あまり脂質だと心配することなく、積極的に摂取してみて下さい。

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