セサミンに含まれるビタミンEの量

近年日本でもサプリメントを使用する人が増えてきましたよね。
これは食の欧米化が進み、栄養が偏りがちになったことが背景として考えられます。
そんなサプリメントの中でも人気を集めているのは「セサミン」です。
セサミンとはゴマに含まれるゴマリグナンの一種で、ほんの僅かにしか含まれない大変希少な栄養素です。

ゴマは古来より、健康に良いとされ世界中で食されてきた食材です。
ゴマにはセサミンの他にも、ビタミンE、鉄分、カルシウムなど私達の健康に必要な栄養素がたっぷり含まれています。
そんなゴマから得られるセサミンですから、セサミンも沢山の効果を持っていますが、セサミン自体に含まれるビタミンEの量はゴマそのものと比較するとほんの微量だと言えるでしょう。

しかしセサミンとビタミンEの相性は非常に良く、同時摂取すると更に高い効果が得られるとされており、良くセサミンのサプリメントにはビタミンEが配合されていることがあります。
セサミンもビタミンEも強い抗酸化作用の働きがあり、どちらも若返りや美の栄養素として知られています。

しかし注意をしなければならないのは、ビタミンEの過剰摂取です。
セサミンは少々過剰摂取しても特に大きな問題はありませんが、ビタミンEの過剰摂取は、骨粗しょう症など、骨が弱くなる危険性があると言われています。
ビタミンEの一日の摂取基準は、約7rで、それ以上摂る必要はないとされています。
何に注意してほしいかというと、セサミンのサプリメントには、セサミンの効能を上げるために、ビタミンEが大きく記載されていなくても配合されている場合があるのです。

しかし「セサミンとビタミンEは相乗効果がある!」と一生懸命ビタミンEを摂取してしまうと、そういったサプリメントを飲んでいる場合、ビタミンEの過剰摂取に繋がってしまうのです。
いくら体に良いといっても、やはり取りすぎは体に毒ですから、セサミンもビタミンEも一日に必要な量だけ摂取するように心がけましょう。

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